最高品種のクリオロ種のカカオを使ったチョコってお値段は？

2023/08/12 2023/08/12

最高品種のクリオロ種のカカオを使ったチョコのお値段は？どこが安い？

クリオロ種のカカオ目次

クリオロ種のカカオを使ったチョコドモーリ社
 チョコレートは値段が高いから美味しいの？
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クリオロ種のカカオを使ったチョコドモーリ社

クリオロ種カカオは現時点で、全世界で栽培されているカカオのほんの0.01％しかありません。

クリオロ種は非常に希少かつ貴重なカカオで、長年にわたって絶滅の危機にありました。マヤやアステカのカカオであり、収穫量が少ないために栽培が放棄されつつありました。デリケートなカカオで、世界のカカオ生産量全体のわずか0.01％しかありません。通常、苦味や渋味を与えるタンニンがないため、クリオロ種のカカオには独特のクリーミーさ、甘み、まろやかさがあります。

1994年、この素晴らしいカカオを取り戻すための一大プロジェクトの礎を築いたのはドモーリ社でした：ジャンルーカ・フランツォーニ氏：創業者で会長のジャンルカ・フランツォーニは、生産者や研究センターと協力してクリオロ種とその特性の研究を開始しました。同じ年、ベネズエラに最初の苗床が設置され、これがハシエンダ・サン・ホセの始まりで。今日、接ぎ木カカオが植えられた185ヘクタールの土地は、クリオロ種7品種を回復させるための真の世界遺産となっています。

ドモーリ社のコミットメントとハシエンダ・サン・ホセとの協力により、この貴重な品種を保護するための極めて重要な一歩が踏み出されました。10年前、市場に出回っていたクリオロ種のカカオの量は、世界の生産量のわずか0.001％にしか達していませんでしたが、現在では約0.01％です。

2017年、クリオロ種カカオの歴史に新たな章が始まり、最高級のカカオをすべてのチョコレート愛好家に提供するため、エクアドルにハシエンダ・サン・クリストバルが設立されたのです。

ハシエンダ・サン・クリストバルは、ドモーリによる25年にわたるクリオロ種カカオの研究開発と栽培の集大成です。その47ヘクタールの土地では、革新的な接ぎ木、密度、灌漑、植物建築の技術が用いられ、ドモーリ社は再び、その農業および有機栽培モデルにおいて卓越した業績を達成することができました。クリオロ種のカカオを保護する画期的なプロジェクトであり続けています。

ショートプロセス

ドモーリ・チョコレートは、ベネズエラの農園で直接栽培されたクリオロ種カカオを使用し、トリノ市ノーネの工場で毎日、世界で最も短く純粋なレシピで加工されています。

1. カカオマス（最低70）

2. きび砂糖（最大30）

このサプライ・チェーン・プロジェクトは、クリオロ豆に本来備わっているアロマティックな香りを維持するために各工程が設計された、私たちの革新的な低負荷生産プロセスと組み合わされています。

ドーモリー社の75gシリーズ

グリオロ種の高級チョコでイタリア製は日本ではだいたい1000円前後で販売されています。

ドーモリー社の75gシリーズ１

海外のドーモリー社の公式通販サイト

日本では現在在庫がないので入荷待ちのようです。

日本の公式サイト　ドモーリ公式　

チョコレートは値段が高いから美味しいの？

カカオの味はあくまでも人の好みに左右されるものですが、品質は完全に個人の主観によるものではありません。カカオの品質にはいくつかの条件があります。

カカオ豆の産地

カカオ豆の供給源：カカオ豆の発酵と乾燥のベストプラクティスを知っている信頼できる農園から直接仕入れた高品質のカカオ豆は、大きな違いを生み出します。

また、カカオの実そのものの品質も重要です

地球上には、家宝カカオと呼ばれるカカオを栽培している選りすぐりのカカオ農園があります。これらは非常に人気がある。価格は高くなりますが、その品質と風味にはそれだけの価値があります。

原材料

品質が良いチョコレートには、カカオと砂糖、それにココアバター以外は入っていないはずです。大手の工業製品メーカーを見ると、リンツのような "良い "メーカーでさえ、加工しやすくするために余分な材料を使っていますが、完成品の風味を損なっています。優れたチョコレートメーカーは、風味豊かで滑らかなチョコレートを作るのに、レシチンやバニラは必要ありません。

知識豊富な加工

優れたチョコレート・メーカーは、チョコレートの焙煎、コンチング、テンパリングにおいて、本当に洗練された経験を持っています。
焙煎やコンチングは、チョコレートの収穫や産地の違いによって調整する必要があるかもしれません。

レシピ自体

ココアバターや砂糖をどれだけ加えるかも大きな違いを生むのです。カカオの風味を最もよく表現できるのは75％であることもあれば、60％であることもあります。

クラフトチョコレートの製造者は、多くの経験を持ち、また加工に細心の注意を払っています。

経験則から言うと、近所の食料品店にあるような大規模で工業的なメーカーは、おそらく素晴らしいチョコレートではないでしょう。だからといって、それを楽しめないわけではないのです。

しかし、クラフト・チョコレート・メーカーが作るシングル・オリジン・チョコレートは、より風味が強く、ユニークな特徴があり、工業製品とは比較になりません。

今日、チョコレート製造に使われているカカオ豆は3種類あります。高貴なクリオロ種、一般的なフォラステロ種、そして両者の雑種であるトリニタリオ種です。

フォラステロは世界の生産量の90％以上を占めます。

アリバ・フォラステロなどの例外を除き、ほとんどのフォラステロはバルク・カカオです。

コーヒーにとって上質なアラビカ豆がそうであるように、チョコレートにとってさらに上質で希少なクリオロ豆がそうである。クリオロ・バーはかなり希少（全生産量のわずか0.1％）なので、出会ったらぜひ試食してほしい。

カカオの品種と製造の品質管理が、最終的な結果の主なポイントです。

いくつかのチョコレート・ブランド、昇順

A層
大量生産品で「プレミアム」には分類されないが、良質で評判の良いチョコレート・ブランドです。
リンツ

A++層、高級ブランド
プラリュス。フランソワ・プララスはマダガスカルに島を所有し、クリオロ・チョコレートのすべての製造工程を綿密に管理しています。最終製品は、以下のブランドほど高価ではありませんが、世界最高級のチョコレートのひとつです。

パトリック・ロジェ彼は完璧主義者であり、間違いなく「ショコラトリー」のスティーブ・ジョブズで間違いありません。彼の製品の味は非の打ちどころがないだけでなく、彼のブティックは楽しいデザインの一部でできています。パリを訪れるチョコレート好きは必見です。また、チョコレートについてもっと知りたいと思ったら、彼の著書『フォート・アン・ショコラ』を読むことをお勧めします

ゴディバのチョコレートはとても美味しいけれど、最高級ではない（ベルギー王室御用達のチョコレートとしては十分美味しいけれど）。もちろんリンツよりは遥かに上です。

グリーン＆ブラックのチョコレートもリンツより上だと思うし、アルディでしか買えないドイツのモーザー・ロートもそうです。ダークシーソルトとダークミントバーは本当に素晴らしい。ダークシーソルトとダークミントのバーは本当に素晴らしい。もちろん、ゴディバはリンツより上です。

ゴディバは何年もの間、キャンベルスープの傘下にあったことをご存知ですか？トリビアがある。現在はトルコの会社が所有しています。

でも、私の意見では、ゴディバよりもっとおいしいものがたくさんあります。一般的に最高なのは、ザイツェンの『テイシャー』だ。テイシャーは他の場所にも支店があり、マンハッタンで通りを歩いていると私をなじる。

私はテイシャーのダークチョコレートだけで生きていくことができるんですよ。そう確信しています。シャンパン・トリュフは神の存在を証明するものです。

ヴァローナ。フランス産の素晴らしいものです。

シェーフェン・ベルガーは、今はハーシーの傘下にあるが、とても静かな存在になっています。彼らのプレミアムであり、彼らはより商業的な名前を控えています。

シカゴのヴォージュ・オー・ショコラ。

ニューヨークのジャック・トレスでは、どのチョコレートを買うか決めながらホットチョコレートを注文することもできます。

クオラ掲示板より超訳をまとめ

クリスピーチョコレート1パック500円の原材料。パッケの印刷は日本仕様です。

高級スーパーで販売しているゴディバ (1)

まず第一に、単一のチョコレートブランドを最高とする専門家を見つけるのは難しいでしょう。

というのも、チョコレートの風味には個人的な嗜好と固有の風味スペクトルの両方があり、単一のブランドがあらゆる面で最高であるということはできないからです。

これはワインの場合と同じで、優秀なソムリエは何が世界で「最高の」ワインかを教えてくれないのです。

しかし、世の中には非常に高品質のチョコレートを製造し、ほとんどの専門家が賞賛するような方法でカカオ豆のバッチから絶対的な力を引き出すことができるブランドが存在します。

現在、最も高い評価を得ているのは、デンマークのチョコレートメーカー、フリスホルムだと思いますが、フリスホルムは、インターナショナル・チョコレート・アワードのヨーロッパ・セミファイナルで、ベスト・イン・コンペティション金賞を受賞しています。来週には世界最終選考が発表される予定なので、今年の世界最高のチョコレート・メーカーの頂点に誰が立つのか、興味深いニュースをお楽しみに！

とはいえ、これはそのコンペティションに名を連ねる一社に過ぎないのも事実です。

過去10年間、世界を代表するチョコレート・メーカーであり、一時は世界で最も高価なチョコレートを製造していたことで有名な、イタリアのチョコレート・メーカー、アメデイ・トスカーナというブランドもあります。

イタリアのドモーリ、フランスのボナ-メートル・ショコラティエとともに、2010年ごろはヴァローナ・チョコレートの大衆向け高級チョコレートに次ぐエリート・トリオと考えられていました。

その他にも、昨年のワールド・アワードで数々のメダルを獲得したフランスの新進気鋭のアラ・チョコレートや、ダークとミルクの両部門でベスト・マイクロバッチ・チョコレートのヨーロッパ金賞を受賞したアイスランドのオムノム・チョコレート・レイキャビックなど、高い評価を得ているチョコレート・メーカーが軒を連ねています。

また、カナダのソマ・チョコレートメーカーやシレネ・アーティザン・チョコレート・メーカーズ、エクアドルのパカリやベトナムのマルゥ、フェイザー・ドゥ・ショコラなど、カカオ生産国で素晴らしい製品を作っているメーカーもあります。

さらに、フルーティション・チョコレート（Fruition Chocolate）、フレスコ・チョコレート（fresco chocolate）、パトリックス・チョコレート（Patric Chocolate）、ローグ・ショコラティエ（Rogue Chocolatier）など、有名どころを含め、現在アメリカで活動している素晴らしいチョコレート・メーカーの数々を挙げればきりがありません。

特にアメリカでは、高級クラフトのビーントゥバー・チョコレートが急成長しており、文字通り何百ものメーカーが全米に存在し、ほとんどすべての州にいくつものメーカーがあるため、その中から1つだけをベストとして挙げるのはますます難しくなっています！このように、アメリカには様々なチョコレートメーカーが存在します！

お分かりのように、質の高いチョコレート・メーカーは世界中に存在するため、市場は長年にわたるワイン市場のように乱雑になってきている。ということは、ベストを求めるのではなく、たくさんのメーカーを食べ歩き、自分の好みのメーカーを見つけるのが良い戦略かもしれません！

このような極めて主観的な質問に対する唯一の合理的な答えは、インターナショナル・チョコレート・アワードと呼ばれる最高のチョコレートを作るための世界的なコンペティションのように、実際にチョコレートを評価する人を見ることだと思います。

高級スーパーで販売しているゴディバ (2)

2020/2021年大会では、ダークチョコレートの世界最終総合最優秀賞はペルーのリマに拠点を置くチョコレートブランド「CacaoSuyo」、ミルクチョコレートはカナダの「Qantu」でした。

2019年のコンペティションでは、ダークチョコレートの総合最優秀賞は台湾のFu Wanチョコレート、ミルクチョコレートの最優秀賞はデンマークのフリスホルム・チョコレートでした。

もちろんこれは、審査対象となった30以上の異なるカテゴリーの製品でメダルを獲得した数多くのバーの上に成り立つものであり、もしあなたがフレーバーのついたホワイトチョコレートや、内包物のある少量生産のミルクチョコレートを好むのであれば、それらのカテゴリーでも別の受賞者が存在することになります。