若者が“遊びに行ける”スーパーに「シェアしたくなる」集客戦略とは？

2023/08/04 2023/08/05

若者が“遊びに行ける”スーパーに。「シェアしたくなる」集客戦略

どんなに店内アナウンスを頑張っても集客ができなければお客さんも少ないのでお店内は閑古鳥です。

いったいどうすれば新規のお客さんをはじめ常連さんを頻繁にご来店させることができるのでしょうか？

今回の記事はスーパーの集客の基本的なことをナナイの漫画『イケメン過ぎて声のかけられない店員さん』をテーマに説明する内容になっています。

集客の仕方は日本全国のスーパー限定のように聞こえますが、実はオンラインゲームや百貨店の集客方法とも繋がっていますので是非ご参考にされてください。

１．どうやってSNSのフォロワーあつめるの？
２．お客がお店に来ない理由
 ３．アジの干物でお客が来るスーパー
 ４．基本は挨拶
 ５．個性のある店員さんを育てましょう
 ６．企業役員は広告塔
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どうやってフォロワーあつめるの？

どんどんやれ？

SNSのフォロワーが多い方を人気インフルエンサーと言います。

インフルエンサーの数に応じて常識的な原稿料を企業では支払います。

全く支払わないところもありますが、そういったところはそれなりなので、SNSでアカウントを持ったとしてもフォロワーは1000人前後でしょう。現代のシステムに順応できないとして時期に衰退していく見込みと世間から認識されています。

例えばフォロワーが100万人いたとして数回のつぶやきで100万円です。1か月契約だと1千万円超える方もいるのではないでしょうか？それはブラックボックスです。

それだけの金額が払えないもしくは経費節約で企業はフォロワーが数万人のインフルエンサー数名と提携します。
こちらもどの程度集客力があるかどうかはわかりません。筆者ナナイが世界中のメジャーなスーパーや百貨店をリサーチするとSNSで特にインスタグラムやツイッターなどは頑張っています。

自社内の従業員にインフルエンサーがいたとして適切な恩恵を与えているかどうかはわかりませんが、毎日同じようなつぶやきや
記事をSNSで拡散しているとフォロワーがウザがって逃げて行きます。それで企業内でも対策を練りながら複数のキャラクターを育成しているところもあるようです。

適切なボーナスを支払わないと従業員に逃げられる可能性が高いのでかなり内密な契約条項は必須です。現代っ子は昭和世代の義理人情は受け入れがたいです。時間と本気度の無駄と考えがちです。

英国の人気百貨店は世界中がターゲットなため本気度ありありな動画を重要視しているのでよく使います。

日本の今後どうなるのでしょうか？

芸能人とは別にキャラクター要素がある美男美女の動画専用社員を育てるのかもしれませんね。

このペンギンをみたら全国の某激安店でお客さんが増えたのでしょうか？意図的に描いたわけではないのです。
調子に乗ってしまっただけなのです。関係者の方お騒がせしてすみません。

過去の記事　アイオンペンギンと一緒にダンスを攻略します！

お客がお店に来ない理由

通販サイトでの客離れが進んでいます

楽天やYahooショッピングではコロナ禍が収束したと同時に前年よりも需要が激減しています。

数字での公式発表はされていません。ただし経営者達の焦りは感じられます。

そのせいかドコモオンラインショッピングやYahooショッピングや楽天では無料クーポンをばらまく商戦がはじまりました。

政府もマイナポイントなどでポイントばらまき商法をしていますが成果は上々なのでしょうか？ここもブラックボックスです。

でもマイナポイントでは実店舗でも購入はできますし、ドコモポイントも同じです。YahooのPayPayも同じく実店舗で使えます。
消費者にとっても使いやすいシステムは大事ですね。日本のアマゾンギフトカードは使いにくいので今後どう変わっていくかでしょうね。

過去の参考記事　アメリカとヨーロッパのスーパーでオンラインショッピング利用者が半数以上減少する　オンラインで食品スーパーを利用している常連さんが50％減ったという記事の内容です。

アジの干物でお客が来るスーパー

静岡県沼津市はあじの干物の水揚げが日本一です。

そのせいだけではありませんが、静岡県が発祥のスーパーは鮮魚の主役はアジなんです。マグロは2番手です。

それも珍しいですけど。筆者ナナイは東北出身なので、東北人は魚はカツオとかカレイ1匹の煮つけ（切り身ではありません）とかぶり（ぶり大根が人気なので）とか東北で養殖されたホタテや東北で養殖された新鮮なうにでした。

アジは鮮魚売り場では肩身が狭く、ほとんど購入したことはありません。焼き魚は臭いのです。
（ディスってすみません。でも沼津に来てからアジのおいしさをはじめてわかりました。沼津のアジは絶品なのです。）

ただしイワシが人気なのでイワシはよくみかけました。静岡県ではイワシは鮮魚売り場ではあまりみかけずレアです。
イワシを焼いた上にうなぎのたれをかけるというイワシのかば焼きとか沼津では殆どみたことがありません。

国産のうなぎは浜松が有名どころですが、以前は東北でも養殖は盛んでした。特に会津とか福島産のものはよく食しました。しかし21世紀になって報道はされないんですよね。

ウナギで作った雑炊とか日本産でありながらかなりリーゾナブルでした。

情報収集を懸念したのでしょう。料亭や旅館などで素材が高騰してしまいます。

このように地域によって特徴があります。

また沼津ではカツオとかカツオのたたきはあまり売れません、半額になってもお客さんがかごに入れません。
ここも東北と違う文化なのでしょう。

このようにスーパーで新規店を他県で出す場合はリサーチは必須です。

例えば神奈川県でカツオのたたきとかぶりは非常に人気です。そこを県をまたぐと静岡県はアジが人気。それも異常なほどです。
週に3回アジを食べてもいいぐらいの40代以上の男子が多数存在します。

ビック富士ではいつもアジが売れすぎて
夕方行くと冷蔵庫がすっからかんになっています。

他県出身の女子はアジが初めてということもあるので、筆者ナナイは食べ方も初めて学習しました。
お恥ずかしいお話で恐縮です。

下の画像は高級とされる沼津のアジの干物店のものです。沼津男子の大好物です。
この他にも金目鯛もお安いので人気リストNO2になります。

ビック富士のアジ沼津産の老舗アジの干物

実は沼津ではアジも黒鯛も釣れるんです。近くの海辺ではプロの釣り師さん達が常駐している時期もあります。台風の時だけおりません。

過去の記事　沼津のアジな話

東北のうなぎはうまい

ヒラメとかスズキとか松坂牛が置いてないスーパーは…多いのです。　通販だとお安いのですけどね…大人の事情の影響ですね。

基本は挨拶

常連の客は楽しみ方がある

挨拶されるとお客さんは顔にださなくても喜びます。

数人の従業員さんから連続で挨拶されたら財布の紐が確実にゆるくなります。

挨拶は基本中の基本ですが、全く挨拶をしないスーパーも日本では存在します。

お客さんがなかなか来ない。これではアナウンスを頑張っても意味がないのです。

アナウンスよりもまずご挨拶は基本ですので頭にいれておきましょう。

個性のある店員さんを育てましょう

常連のお客さんは楽しみ方が色々ある

以前はカリスマ店員と呼ばれ死語になってしまいました。現代でいえば人気インフルエンサーを兼ねた店員さんともいうべきことでしょうか？

でも自分が人気インフルエンサーだとしても会社の上司にカミングアウトしたくはありません。
彼らの意見としては無報酬で会社に利用されたくはないのです。

売り上げを自分達で伸ばしたとしても昇給したりボーナスが出るわけではありません。

時給がちょっとあがっただけでは納得いかないからです。
あまりに低賃金のままで重労働な場合は貴重な従業員が逃げてしまいます。

これでは現場監督だけでなく経営者は育成能力がないと言われているようなもの。人材は宝なのでお宝発掘をしながら育てるのが最優先課題です。必ず見込みのある人材はボーナスを与えながら育てることが今後の課題となります。

では大手総合スーパーではどういった集客プランをしたらいいのでしょうか？

特別な説教をせずに傍観してある程度売り場をまかせるのがいいでしょう。

個性のある若手の従業員を育てるのが今後企業役員の最重要課題となります。

従業員は道具で使い捨てと認識している企業は次第に衰退します。

企業役員は広告塔？

やはり大手食品スーパーや総合スーパーの役員は広告塔であるべきです。

例えば、スクエニで執行役員をやりながら広告塔を兼ねる吉田直樹氏が代表的モデルではないのでしょうか？
そしてインフルエンサーでもあります。

ファイナフファンタジーの総合プロデューサーでもあるのでゲーム実況中継もされていますね。

若手から70代までのファンというか信者が多いです。ちょっとYoutubeやニコニコ動画で公開生放送をするとあっという間に視聴者が集まります。

今後オンラインゲーム界だけでなく、日本の流通界でも現れるといいですよね。