人工甘味料の使用は危険とWHOが警告

2023/07/22 2023/09/26

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2023年5月世界保健機関（WHO）は、人工甘味料を摂取すべきでないと提言しました

安心安全な甘味料はハチミツ・メープルシロップと通常のお砂糖ということがわかりました

人工甘味料は危険目次

１．人工甘味料の使用は危険
 ２．ステビアの安全性
 ３．スクラロースは危険でしょうか？
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人工甘味料の使用は危険

社会的弱者への配慮

2016年にインド薬理学雑誌に掲載された人工甘味料に関する文献レビューは、次のように報告しています。人工甘味料の用途のほとんどを裏付ける証拠があり、最近の研究では、これまで確立されていた利点が真実ではない可能性を示唆するものさえ存在します」。妊娠中や授乳中の女性、子供、糖尿病患者、片頭痛やてんかん患者などの弱い立場にある人々は、"これらの製品を使用する際には細心の注意を払う必要があります。"

砂糖以外の甘味料に関する研究のレビュー

2023年に発表された2つのレビュー研究では、アセスルファムK、アスパルテーム、アドバンテーム、シクラメート、ネオテーム、サッカリン、スクラロース、ステビアなどの非糖類甘味料のクラスについて健康上の懸念が示されていました。

2023年5月、世界保健機関（WHO）は、減量のためにアスパルテームを含む非砂糖甘味料を摂取すべきでないと提言を出しました。この勧告は、非糖類甘味料の摂取が、体重増加だけでなく、2型糖尿病、心血管疾患、全死因死亡のリスク増大と関連するという最新の科学的証拠に関する同機関の系統的レビューに基づいています。

フリーシュガーを非シュガー甘味料で置き換えることは、長期的には体重管理に役立ちません。WHOの栄養・食品安全局長であるフランチェスコ・ブランカ氏はプレスリリースで、「人々は、果物のような自然由来の糖分を含む食品や、甘くない食品や飲料を摂取するなど、フリーシュガーの摂取を減らす他の方法を考える必要があります」と述べています。人々は健康増進のために、人生の早い段階から食事中の甘味料を完全に減らすべきです』。

2023年5月に掲載された『アドヴァンス・イン・ニュートリション（Advances in Nutrition）』誌に掲載された別のレビューでは、7つのシステマティックレビュー（51のコホート研究と4つの症例対照研究）から11のメタアナリシスのデータが含まれていました。このレビューでは、人工甘味料入り飲料は「肥満、II型糖尿病、全死亡、高血圧、心血管疾患の割合の増加と関連しています（非常に示唆的なエビデンスによって裏付けられています）」と報告されています。

参考サイト英文　アスパルテーム：数十年にわたる科学が深刻な健康リスクを指摘投稿日:2023 年 7 月 13 日ステイシー・マルカン著

ステビアの安全性

ステビアは危険ですか？

2022年、世界保健機関（WHO）は、ステビアのような非糖類の甘味料の使用は、体脂肪の減少や総体重に長期的な影響を及ぼさないと結論づける報告書を発表しましたが、これが既存の糖尿病患者に当てはまるかどうかは不明です。

2023年の『ネイチャー・メディシン』誌の論文によると、ステビアの成分エリスリトールは、心臓発作、血栓、脳卒中、早期死亡とのつながりがあることがわかりました。

最後に、ステビアを勧める研究の中には、食品会社から資金提供を受けているものもあるので、その結果については割り引いて考えるのが賢明であることを覚えておいてください。

参考サイト　Is Stevia Safe?　By Laurie Herr July 20, 2023 Reviewed by Dietitian Elizabeth Ward, M.S., RDN

スクラロースは危険でしょうか？

スクラロース：この人工甘味料を避けるべき5つの理由

私たちの友人や家族の多くは、スレンダ®のような人工甘味料が糖尿病や肥満を予防する救世主であると錯覚しているのです。しかし、スレンダの成分であるスクラロースに関連する健康リスクは広範囲に及び、実に厄介です。研究が進むにつれ、より多くの悪影響が表面化していました。

スクラロースは、カロリーを抑えたダイエット食品や飲料に世界中で使われている人工甘味料の中でも、最も優れたもののひとつです。スクラロースは体型維持のためにより良い代替品として販売されているのですが、スクラロースの健康プロファイルは研究者の間で懸念を引き起こしており、スクラロースの多くの副作用と危険性は無視できないのです。

スクラロースとは何ですか？

スクラロースは塩素化ショ糖誘導体です。つまり、砂糖由来で塩素を含んでいるのです。

スクラロースの製造は、砂糖の3つの水素-酸素基が塩素原子で置換される多段階プロセスなのです。
塩素原子で置換されると、スクラロースの甘味が増強されます。

スクラロースはもともと、新しい殺虫化合物の開発を通じて発見された。決して消費されることを意図したものではなかった。

しかし、その後「天然の砂糖の代用品」として一般に紹介され、人々はスクラロースが実は有毒であることに気づかなかったのです。

データによると、スクラロースの製品使用は、世界中で他の人工甘味料よりも広範囲に及んでいます。

副作用と危険性

1. 糖尿病を引き起こす可能性がある。
2.過敏性腸症候群やクローン病のリスクが高まります。
スプレンダなどの人工甘味料の使用は、クローン病のリスクを倍増させ、クローン病やその他の炎症誘発性疾患を持つ人の腸の抗菌反応性を悪化させる可能性があることが、『インフラムラリー・ボウエル・ディジーズ（炎症性腸疾患）』に掲載された最近の研究で示されています。
3.スクラロースはヒトの消化管内を移動し、その過程で大腸を損傷する。腸壁を傷つけ、癌を引き起こす可能性があります。
4.加熱すると有毒化合物や発がん性化合物を生成する可能性があることが知られています。
5.スクラロースは減量に効果がないことが知られています。

スクラロースを含む製品のほんの一部を紹介

ダイエットソーダ
一部の炭酸水
ダイエットアイスティー
ジュース
砂糖不使用」のソース、トッピング、シロップ
チューインガム（「シュガーレス」製品を含む）
ダイエット」、「無脂肪」、「無糖」のココアミックス
プロテインバー、ダイエットバー、パウダー、シェイクの一部
砂糖不使用」の焼き菓子
砂糖不使用」のアイスポップやアイスクリーム
ライト」「砂糖無添加」アイスクリーム製品
ポップコーン
無糖」「ライト」ヨーグルト製品
砂糖不使用」または「軽い」ハードキャンディー
砂糖不使用」のチョコレート
砂糖不使用」のミントやトローチ
歯磨き粉の一部

それは安全ですか？

よくある質問に対する簡単な答え

いいえ、安全ではありません

メタボリックシンドロームから消化不良、体重増加まで、スクラロースは何のメリットももたらさない。
それどころか、さまざまな形で健康に悪影響を及ぼします。

結論

スクラロースとは何？

スクラロースは塩素化されたショ糖誘導体で、カロリーがないため砂糖の代用品として使われています。

体に悪いの？

体に悪いです。

カロリーゼロの甘味料を使おうとする人々にとって、不健康な選択肢であることが研究で明らかになっています。

現在市販されているスクラロースベースの製品で最も一般的なものは、アメリカで最も人気のある甘味料の一つであるスレンダです。スレンダは砂糖の約600倍の甘さがあるのです。

スレンダのほかにも、ダイエットソーダなどの炭酸飲料、アイスティー、アイスクリーム、アイスキャンディー、ヨーグルト、焼き菓子、チューインガム、キャンディー、プロテインバーなど、多くの食品や飲料にスクラロースが使われています。

最近の研究では、スクラロースの摂取が以下のような危険な健康影響を及ぼすことが判明しています。

糖尿病を引き起こす可能性がある。
IBSやクローン病のリスクが高まる。
腸内環境を悪化させる可能性がある。
加熱すると有毒化合物や発がん性化合物を生成する。
体重増加を引き起こす可能性がある。

したがって、生はちみつ、メープルシロップなどの天然甘味料を摂取するのがベストです。

参考サイト　Sucralose: 5 Reasons to Avoid This Artificial Sweetener By Christine Ruggeri, CHHC February 3, 2023

人工甘味料は全て安全でしょうか？

今回はこの質問にお答えする内容の記事になっています。
一部の記事のサマライジングになっていますが、この理論を裏付けるには100以上の論文が世界中であります。
今までスーパーにならんでいるおやつで安全なものをできるだけ掲載しているのは、こういったわけがあるのです。

特に今年の7月に入ってから世界中でやっと人工甘味料の危険性の特集記事が次々に発表されてきました。

こうなってくると今まで日本のお菓子やスナック関連協会そして大手化学調味料メーカーも根本的な見直しをはからなければなりません。日本はこういった分野では後進国になってしまうだけでなく企業の衰退も見えることがわかってくるからです。

私個人としては、日本企業の目先の利益よりも、できるだけ多くの皆様に重篤な疾病にかかってほしくありません。

今まで『人工甘味料が安心安全と力説された』日本の栄養士の皆さん良識あることをきちんと述べてください。

一度でも間違ったことを書くと今後信用がなくなります。

ひとりだけではなく大多数の方がサイトで話しているのを閲覧して凹みました。

危険なことを危険としっかりとした口調で言える時代になりますように。

こういった筆者ナナイの思いが伝わりますように。